伊勢神宮

伊勢神宮は出雲大社諏訪大社などと並び日本最古の神社の1つで、2000年前の弥生時代から鎮座し、天照大神(あまてらすおおみかみ)を奉る、日本の総氏神です。
その中心の唯一神明造の正殿(しょうでん)のまわり100ヘクタールの神域を含む森は5500ヘクタールと伊勢市の3分の1を占める日本最大の鎮守の森です。
伊勢神宮には正殿の他に124の社があります。

伊勢神宮の数々の行事の中でも最も大事な儀式は天武天皇の時に定められて以来1300年に渡り続いている20年に1度行われる式年遷宮(しきねんせんぐ)です。建物を20年毎にまったく同じ様に建て直すことで神は若々しく甦るとされています。
1回の式年遷宮では大小合わせて約1万本の檜(ひのき)が使われます。しかし、鎮守の森の檜は鎌倉時代までにほとんど使い切ってしまった上、江戸時代にはお伊勢参りの人々のための薪として使われてしまっていたため、江戸時代以降は木曽檜を使っています。

明治時代には禿山が多かったと言われる伊勢の鎮守の森。大正12年にその様な状況を打破しようと神宮森林経営計画がたてられました。200年後の2123年の式年遷宮では伊勢の鎮守の森より檜をまかなおうという壮大な計画です。

2013年に式年遷宮を控える伊勢神宮は一連の祭事の皮切りとなる山口祭が2005年5月2日午前に無い具有で行われた。これは御用材伐採作業の安全を祈念する祭事。その夜には造営の無事を祈る木本祭(このもとさい)も行われた。これから式年遷宮の中心である遷御(せんぎょ)まで大きな物で約30に及び祭事が行われる。第62回式年遷宮は2015年という話しも。


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