電子書籍への誘い vol.011 2000/12/30 =================================== http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  メールマガジン『電子書籍への誘い(いざない)』はウェブサイト『電子書籍 という潮流』を主たる母体とした電子書籍に関する総合メールマガジンです。 renya.com(れにゃドットこむ)が編集及び発行などを行っています。 http://www.ebookstyle.net/ ●目次  [01]:電子書籍関係のニュース  [02]:ダウンロードページ新着情報  [03]:ご案内  [04]:思うことをつらつらと  [05]:奥付 [01]:電子書籍関係のニュース --------------------------- http://www.renya.com/textware/newspage.htm#vol011 ●ジャンプのオンライン配信  2000年11月17日にスクウェアが30パーセント、集英社が70パーセントの出資 比率で合弁会社を設立し、共同でデジタルコンテンツ配信事業を展開する事を 発表しました。この会社は2001年の春に設立し、同じく2001年の春にスクウェ アが展開するPlayOnLine上で集英社の看板漫画雑誌週間少年ジャンプで掲載さ れた漫画のオンライン配信を実施する予定とのことです。 ●デジタルキヨスクダウンロード販売終了  2000年11月21日のdknewsmail Vol.29によるとJR西日本の関連サービス「デ ジタルキオスク」のダウンロード販売が2000年12月21日をもって終了すること となりました。  駅でのキオスク端末での実験に続き2000年2月15日よりスタートしたダウン ロード販売実験も終了ということです。  このダウンロード販売実験は創刊号で記事にしたニュースだったので、終了 はとても残念です。この先の展望が見えていないのも気懸りです。 http://www.digitalkiosk.gr.jp/ ●スティーブン・キングの断筆  2000年3月14日に発表されたRiding the Bulletという約33ページの短編が値 段2.5ドルの電子書籍として発売され50万部以上を売り上げた米国の有名作家S tephen Kingが2000年6月に発表していたThe Plantという新作を自分自身のウ ェブサイトでダウンロード販売するという試みの中断を2000年11月28日に発表 しました。  これは1話につき1ドルの講読料を75パーセント以上のダウンロード購読者が 支払わなければ連載を中止するという当初からの発表に基づいたものです。  7月24日に第1話が公開され、ダウンロード数の76パーセンの購読者が支払ま したが、8月21日第2話では69.7パーセントに下がっています。9月25日に公開 された第3話では75.6パーセントを回復しましたが、10月23日公開の第4話では 46パーセントに留まりました。11月20日に第5話が公開。  12月に公開される第6話は無料でダウンロード購読が可能ですが、それ以降 は中止されます。 http://www.stephenking.com/ ●ブレアウィッチ2のサブシナリオ  2000年12月4日にシャープが同社が運営する「シャープスペースタウン」の 「ザウルス文庫」において2001年春公開予定の米国映画「ブレアウィッチ2」 のサブシナリオである「ブレアウィッチ ラスティン・パーの告白」を2000年1 2月8日から500円で発売すると発表しました。 ●電子ペーパー  2000年11月20日から東京の新高輪ホテルで行われたCANON EXPO 2000@TOKYO において電子ペーパー「ペーパーライク・ディスプレイ」のモノクロタイプの 試作品が展示されました。実用化は2007年以降とのこと。  2000年11月20日に米国E Ink社とLucent Technologies社が電子ペーパーの試 作品の開発を発表しました。このプロジェクトは1999年10月に発表されていた もの。  米Xerox社は2000年12月6日、電子ペーパー関連ベンチャー企業Gyricon Medi aをスピンアウトすることを発表しました。これはPalo Alto Research Center で研究した成果をもとに2001年にも最初の商品を発売する予定です。 [02]:ダウンロードページ新着情報 ------------------------------- http://www.renya.com/textware/download.htm  ebookstyle.net download pageに新規に登録されたソフトを紹介しています 。 ●窓の中の物語 http://www.renya.com/textware/download.htm#mado  BE-iさんによる縦書きテキストビュワー『窓の中の物語』です。とても雰囲 気がいいソフトで、フォーリング推薦ビュワーとなっています。 http://www10.pos.to/~bei/ [03]:ご案内 ----------- http://www.renya.com/textware/ ●フォーリング http://www.renya.com/textware/foring.htm  フォーリングというのはボクのオリジナル小説です。現在までに書かれてい るのは短編にも満たない程短いものですが、自分的には結構気に入っている作 品です。  これから長い物語がはじまる予定…なんですが、どうなることやら。実は言 葉を紡ぐのは好きで、よく小説を書くんですが、しっかり書き上げた事って中 学時代のカインシリーズというシリーズ3部作しかなかったりします。今回こ そはと思っているんですが、なかなか筆が進みません。 http://www.renya.com/textware/renya.htm ●閲覧ビュワー http://www.renya.com/textware/download.htm  このメールマガジンはsetextという簡易マークアップ言語で書かれています 。通常のメーラーやエディタでも問題なく読めますが、renya.com TW downloa d改めebookstyle.net download page等にあるMIVやLime1といった専用ソフト を使うとより一層便利に読めるかもしれません。  ただし、このメールマガジンは等幅フォントで読む事を前提としたデザイン 設計となっています。プロポーショナルフォントなどで読みますと、一部読み にくい箇所があるかもしれません。何卒ご了承下さい。 ●メーリングリスト http://www.renya.com/textware/ml.htm  renya.com『電子書籍という潮流』に対する感想からウェブノベルの感想ま で電子書籍に関することなら何でもO.K.のメーリングリスト、それが『電子書 籍への飛翔』MLです。  このメールマガジンに関するご意見やご感想などもどうぞ投稿してください 。また、電子書籍に関するニュース情報もお待ちしています。 ●自動登録リンク http://www.renya.com/l/ebs/  電子書籍に関するサイトをビジターの方にも紹介してもらうためのページで す。電子書籍に関するページを登録してぜひ教えてください。 ●リンク用バナーについて http://www.renya.com/textware/banner.gif  『電子書籍という潮流』ウェブサイト用の88*31のリンク用バナーを用意し ました。リンクしてくださる際にどうぞご利用ください。 [04]:思うことをつらつらと ------------------------- http://www.renya.com/textware/mag011.txt ●素晴らしき素人作品  個人が発表している電子書籍を出版社を通していない素人作品と評する人が いる。これは別に間違った事とは思わない。ただし、素人作品イコー ル読む 価値がない物となると違うのではないかと思う。書籍というあまりにも身近な 物で考えるからそういう考えになるのかもしれない。  これをパソコンのソフトウェアで考えてみるとどうだろう。フリー ソフト ウェアやシェアウェアと呼ばれるソフトウェアがある。これらのソフトの多く は個人が古くはパソコン通信のライブラリで今は自分のウェブサイトで発表し ている物だ。そしてこれらの物の中にはキラー ソフトとなりこれがなくては パソコン環境が成立しないと言われる物まで数多くある。ソフトウェアでそう いう事が出来てなぜ書籍ではそれが出来ないのだろうか。そんな事があるとは 思えない。 ●ルビ  星界の紋章の様な長いルビが付く場合に見やすいようにするにはどうすれば いいのかなと近頃考えています。 ●テキストビューワ特集  Novel Searchの特集の中のテキストビューワ特集が2000年11月21日に公開さ れました。 http://www.novelsearch.net/ ○=== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ====================○       電子書籍の悦楽 ☆ http://www.ayati.com/book/  ケーキデータベースやHP200LXの解説といった優れたコンテンツを持つ 文市(あやち)の小箱茶室が満を持して送る電子書籍に関する総合サイト。  日本の電子書籍の横断検索・電子読書の立場からの携帯情報端末の比較等      電子書籍について語るならこのサイトは要チェック。 ○==================== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ===○  みなさん、よい世紀をお迎えください。 [05]:奥付 --------- http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  電子書籍への誘い vol.011 2000/12/30 (Since 2000/03/08)  Copyright (C) 2000 by renya.com All Rights reserved.  e-mail address info@renya.com  電子書籍という潮流 http://www.ebookstyle.net/  吉野宗大(Yoshino Munehiro) Munehiro@ebookstyle.net  このメールマガジンの内容について保証は出来かねますので、真偽について は自分自身で確かめるようにお願いいたします。  電子書籍への誘いは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』、eGroups、F reeML、Pubzineの各システムを利用して発行しています。  『まぐまぐ』でのマガジンIDは0000027186です。 http://www.mag2.com/  eGroupsでのグループ名はebook-sです。 http://www.egroups.co.jp/  FreeMLでのアドレス名はebookです。 http://www.freeml.com/  PubzineでのマガジンIDは008457です。 http://www.pubzine.com/  登録及び解除は http://www.renya.com/textware/mailmag.htm で出来ます 。  2000年11月11日に発行したvol.009の『まぐまぐ』での購読者数は548人、eG roupsでの読者数は10人、FreeMLでの購読者数は19人、Pubzineでの購読者数は 22人でした。 $$