矢じるしの先っぽ

 佐藤さとるさんによるフキの葉の下に集まるといわれる小人たちの物語、それが矢じるしの先っぽのコロボックル小国を舞台にした、コロボックル・シリーズです。

 人と話をしている時に「本を読むのが好きです」と言うと「どんな本が好きですか」と聞かれることがよくあると思います。こんな時、ボクが自信をもって挙げることが出来る本。それが「だれも知らない小さな国、佐藤さとるさんのコロボックル物語のシリーズ」です。

 コロボックルというのはアイヌの神話に登場する小人さんでアイヌ語でコロポックルともいい、フキの下にいる人という意味になります。アルファベットでの綴りはKorbokkurまたはKorpokkurになります。  ちなみに、コロがアイヌ語でフキの葉、プックが下の、クルが人々という意味です。そうそう、フキはアイヌ語でコルコニ(korkoni)というそうです。  フキは漢字では蕗と書き、英語ではJapaniese butterburと言いい、日本原産のキク科の多年草です。

 佐藤さとるさんは1928年、神奈川県生まれ。1959年にデビュー作『だれも知らない小さな国』を自費出版。同じ年に講談社文庫より出版。

 多くの男の子が1度はあこがれる秘密基地。その内のどれくらいの子が実際に作るのでしょうか。結構な数の人がなんらかの秘密基地を作っているんじゃないかなと思います。そしてその気持ちを大人になっても持ち続けている人はどの位いっぱいいるのでしょうか。

 とりもちって1度は手にとっていませんか。後にセイタカサンと呼ばれる少年が小山を見つけた元々のきっかけはとりもちを取る事が出来るもちの木を探す事でした。ボクの家のまわりには少なくともボクが知る限りではこの様な木はありませんでした。そこで代替として使ったのが布製のガムテープです。

 コロボックル・シリーズは講談社よりハードカバー、講談社文庫、青い鳥文庫のそれぞれから発売されています。ただし講談社文庫は現在絶版となっています
 挿絵のほとんどは村上勉さんです。

 Amazon.co.jpでの検索:
だれも知らない小さな国
講談社文庫 さ1-10 コロボックル物語(1) 定価300円 昭和48年7月15日第1刷発行 昭和62年9月10日第36刷発行
だれも知らない小さな国
講談社青い鳥文庫 18-1 新書 580円
だれも知らない小さな国
児童文学創作シリーズ コロボックル物語(1) 定価980円 昭和60年2月24日新判第1刷 昭和62年3月3日第5刷 A5版 223ページ
豆つぶほどの小さないぬ
講談社青い鳥文庫 18-2
豆つぶほどの小さないぬ
児童文学創作シリーズ コロボックル物語(2) A5版 241ページ
豆つぶほどの小さないぬ
講談社文庫 さ1-11 コロボックル物語(2) 定価320円
星からおちた小さな人
講談社青い鳥文庫 18-3
星からおちた小さな人
児童文学創作シリーズ コロボックル物語(3) A5版 221ページ
ふしぎな目をした男の子
講談社青い鳥文庫 18-4
ふしぎな目をした男の子
児童文学創作シリーズ コロボックル物語(4) A5版 201ページ
ふしぎな目をした男の子
講談社文庫 さ1-13 コロボックル物語(4)
小さな国のつづきの話
講談社青い鳥文庫 18-7
小さな国のつづきの話
児童文学創作シリーズ A5版 190ページ
小さな国のつづきの話
講談社文庫 コロボックル物語(5) 定価320円
佐藤さとるファンタジー全集(佐藤さとる) 復刊リクエスト投票
ビズシークとブッキングの共同サイト復刊.comによるリクエスト投票ページ。2001年12月29日の段階で127票と目標の100票を越えているため、交渉を開始しているとのことです。[12-29-01]
だれも知らない小さな国(講談社初期版)(佐藤さとる) 復刊リクエスト投票
復刊.comによるだれも知らない小さな国の講談社の初期版の復刊リクエストのページ。これは挿絵などがその後の物とは違うとのことです。[01-01-02]

 掲示板『Salon de renya.com』においてコロボックル物語について、楽しい会話をしましょう。




削除キー (記事削除時に使用)

[Home Page] [MYBOOM PAGE]
Copyright (C) 2001-2004 by renya.com All rights reserved.
e-mail address:info@renya.com