Mail from renya.com vol.018 1998/08/30
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[01]:久しぶりの発行
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http://www.renya.com/komono/needlx.htm
すっかりご無沙汰な発行になってしまい、申し訳ありません。前回発行が３
月30日ということは…考えるのはやめにしましょうか。
発行していない間色々な事がありました。個人的にはまず就職活動をしてい
ました。お蔭様で地元のメーカーに内定を頂くことが出来ました。その直後我
が愛機HP 200LXの製造中止の発表がありました。そして今はアメリカはコロラ
ド州のデンバーにいます。
米国hp社の発表からおよそ1ヶ月の間はまさに嵐の1月であった様な気がしま
す。その間には色々な事が一気に起こりました。それから1ヶ月近く経ってボ
クはようやく気付きました。悲観的になっていても仕方がない、楽観的に行こ
う。ネガティブからは何も生まれない、ポジティブから新しいものを生みだし
そして育てていこうと。行動を起こす事を恐れてはならない。行動を起こさな
ければ何も始まらない。ボクはそう思う。ようやくそう思えるようになった。
[08/29/99 Orijinal by NeedLX]
８月17日にトルコで起きた大地震については http://www.nhk.or.jp/nhkvne
t/spot/turkey99/ を参考にしてください。
今回は取り合えず生存証明ということで、簡単な内容で発行します。…って
前回も同じ様な事を言ったような気もしないではないんですが、気にしないこ
とにしましょう。(汗) 書きたいことは色々あるのですが、自分の文章作成能
力の無さを痛感するだけになっています。それでもぼちぼちとでも発行してい
こうと思います。これからもMfrcをよろしくお願いします。
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[02]:ミハの紋・連載第２回
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http://www.renya.com/miha/
ここはカイズ帝国の帝都。そのはずれにある小さな高層ビルは帝室と繋がる
ピロ・ワイシャル社の本社ビル。その地下にある一室。帝室に繋がるとは言っ
てもその末端の更にはじの方にいるだけのような存在。それがピロ・ワイシャ
ル社だった。
「こら、起きろ」黒く短い髪をした少女がドアを叩く。しかし中からの返事は
ない。ドンドンドンドン。更にドアを叩きながら「ジドア、朝ですよ。はやく
起きましょうね」と更に言う。それでも反応がない。少女は更に叩き続ける。
「う～ん、ライヌかい」少女の第１声から10分も過ぎた頃、ようやく部屋の中
から反応がった。
「そうだ。ようやく起きたか」ライヌと呼ばれた少女がドアの外から答える。
「お、起きた。だから少し静かにしてくれ」部屋の中から少年の悲痛な声が聞
こえてきた。
「誰の為にやっていると思っているんだ。さっさと出てこい」
「はいはい」そういうと少年はドアを開けた。
地下から地上にでると、青く美しい星が目に入る。月とも呼ばれるカイズ帝
国の帝都から１番近い星。地球と呼ばれる星である。今から2000年程前、今で
こそ青く美しいその星は赤くどこにでもある平凡な星であったという。そこへ
ミハという大宇宙帝国がやってきて、主権と引替えに様々な技術を投与し、元
の様な姿に戻し、また死滅寸前だった人類と呼ばれるそこに住む知的生命体を
救いだし、また宇宙への道標まで務めた。しかし、いつしかミハはいなくなり、
再びその星は混乱し、暗黒の時代が訪れた。しかし、その1500年にも渡る長い
暗黒の時代は広い海の端の４つの島からなるところから現れたカイズと名乗る
一団によって統一され、今や地球はもとよりその恒星である太陽をとりまくす
べての星系を統一。更にそこより飛びだそうとしていた。
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[03]:エンディングスクロール
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